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確かに存在する「肌にいい食事」教えます①

肌の健康を保つには、当然のことながら肌の正常な細胞を維持しなければなりません。化粧品を活用する以前に、重要なのは食事です。栄養バンランスが悪く小食であれば、肌の細胞へ栄養分は行き渡らずに、結果としてダメージを与えてしまう。無理なダイエットは肌にとっても、もちろん身体にとってもよくありません。バランスのよい食事を考えていただきたいと思います。肌の細胞が働くためには不可欠な栄養素は、タンパク質です。体内でタンパク質を作るための材料になるのがアミノ酸です。食品に含まれるアミノ酸は約20種類ありますが、体内で合成できない9種類のアミノ酸を必須アミノ酸と呼び、食事で摂取することが重要になります。

必須アミノ酸は、トリプトファン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、トレオニン、バリン、イソロイシン、ロイシン、ヒスチジンで、肉や魚、大豆、乳製品などのタンパク質を摂取すると、体内でこれらのアミノ酸に分解された後に、身体が必要としているタンパク質の材料になります。乳製品に含まれるアミノ酸のチロシンは、色素細胞にとって重要な栄養素です。色素細胞がメラニン色素を作り出す仕組みをご存知ですか? 色素細胞がカプセルのようなメラノソートを生み出し、メラノソートがメラニン色素を放出します。この仕組みで欠かせないのがチロシンです。つまり、チロシンがないと色素細胞は働くことができません。材料がないのでお手上げどころか、色素細胞そのものも元気がなくなってしまうのです。

こう書くと、シミを気にされている方は、チロシンの摂取を控えようと考えるかもしれませんが、色素細胞がなければシミもできない代わりに、肌の弾力もハリも失われてしまいます。また、チロシンは、脳の神経柵胞の伝達物質にも不可欠なアミノ酸です。精神状態に関わる脳の神経伝達物質のノルアドレナリンやドーパミンの材料になり、脳を活性化させてやる気をおこさせる働きもあるのです。アミノ酸は、人間が健康的に生きるために不可欠であり、神経にとっても、色素細胞にとっても、お肌にも、大いに役立つものといえます。そのため、偏食を繰り返している人は、体力はなく肌はボロポロ、気分も落ち込むようなことが起こりやすいのです。