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いっぱい食べましょう。小食ではなく分食を①

美容のためにダイエットをしている人はたくさんいます。30代では10代よりも「基礎代謝」が落ちるので体重管理は重要といえます。基礎代謝とは、ジッとしていても消費されるエネルギーのこと。つまり人間が生きていくために、最低限必要なエネルギーです。厚労省のデータによれば、女性の場合、15歳~17歳の基礎代謝は1日あたり1270キロカロリーですが、18~29歳では11180キロカロリー、30歳~49歳は1140キロカロリー、50歳~69歳は1100キロカロリーと18歳を過ぎてから右肩下がりになっています。基礎代謝に加え、身体を動かして失われる消費エネルギーを考慮して、1日の摂取カロリーは女性の場合1日1600キロカロリー~1800キロカロリーとされています。

ただし、スポーツや身体を動かす仕事などを行っている人は、それよりも多い摂取カロリーが必要となり、どれだけ食べればいいかには個人差があります。学生時代と同じ食生活をしていても、体重が増加している人もいると思います。若い頃と比べて2~3キロアップ以内に収めるようにしてください。そうでないと、生活習慣病などの病気にも結び付きやすくなるので注意が必要です。もちろん、太りすぎは、肌の細胞にダメージを与えます。一方、若い人の中には、ファッションモデルの人のような体型を手に入れるために、無理にダイエットを重ねている人もいます。

サイズの小さいファッショナブルな服装を着こなして、外見上は素敵ですが、肌の健康状態にはまったくよくありません。先のBMIで18以下の人は、少し体重をアップさせるように食生活を見直してください。お肌の健康のためにいっぱい食べましょう! 1日1800キロカロリーを目安に、ご自身の体重を測りながら、タンパク質やビタミンなどをたっぷり食べてください。脂質は肌の油分に役立ちますし、炭水化物は細胞のエネルキー源になります。バランスのよい食事は、肌の細胞も元気にしてくれます。ダイエットをしている人の中には、「炭水化物と糖分は食べない」という方もいます。

私は、一般的によくいわれる「○〇抜きダイエット」はおすすめしません。栄養バランスが崩れるからです。結果として、肌にとってもよくありません。炭水化物は、人間が活動するためのエネルギー源になります。いわば車のガソリンのようなものです。体内に入ると、炭水化物に含まれる糖類はブドウ糖に作り変えられ、身体はそれをエネルギーとして使用しています。手足を動かすだけでなく、臓器を動かすためにも、そして、脳がしっかり働くためにもブドウ糖は必要です。特に脳は、ブドウ糖を主な栄養源にしています。疲れたときにひとかけらのチョコレートを食べると集中力がアップするといわれるのは、糖分が分解されてブドウ糖になって、すぐに脳へと運ばれるために疲労を回復しやすいからです。

チョコレートは食べなくても、炭水化物でブドウ糖を身体に供給することはできます。しかし、甘いものだけでなく炭水化物も完全に控えてしまうと、身体はエネルギー不足に陥ってしまうのです。痩せすぎて、身体はガソリン切れで動かず、新陳代謝も低下して肌の表面のアカも落ちにくくなる。肌のバリア機能は破壊されてカサカサに。そんな状態を避けるには、バランスの良い食事内容こそが重要なのです。もちろん、炭水化物も食べすぎはよくありません。身体に余ったブドウ糖は、脂肪として貯蓄されるため、食べれば食べるほど、皮下脂肪の原因になります。適量を心掛けましょう。そして、1度にたくさんの量を食べないようにしてください。