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いっぱい食べましょう。小食ではなく分食を②

男女間わずに朝食を抜いている方は多く、昼食もしくは夕食をガッツリ食べる人がいます。これでは、細胞に十分な栄養が行き渡らないだけでなく、太りやすい。人間は生きている限りエネルギーを必要としており、細胞は必要な栄養素を欲しています。それなのに、朝食抜きでは、供給がストップしているのと同じ状態です。そんな供給ストップ状態の後に、一度に多量の栄養素が体内に入って来ると、どうなると思いますか? 体内では再び飢餓状態になることを想定して、エネルギー源になるブドウ糖をためるために脂肪をたくさん作る体制に入るのです。

貯蓄できる脂肪をためておけば、身体を動かすことも、生命を維持することも可能ですから。まるで買占めするかのごとく、ブドウ糖をため始めます。一方で、一度に入ってきた食事により、体内の隅々に栄養素が行き渡る前に、体内では栄養素の取り合いが始まります。供給ストップの後に、急に食事が流れ込んできて、飢餓状態だった細胞が栄養素を奪い合うのです。こうなると末端の肌まで栄養素は届きにくくなります。一度にたくさん食べると、脂肪はつくけれども、栄養不足。そんな状態に陥りやすいのです。

流しそうめんをイメージしてみてください。長い竹竿に適量のそうめんを流してもらうと、スーツと箸で取れて食べやすいですよね。しかし、一度に多量のそうめんが流れてくると、箸でつかみきれないどころか、慌てて食べるので、むせてしまうようなこともあります。しかも、取り損ねたそうめんは、他の人がすくつて食べてしまう。ゆっくり味わうことも、満足に食べることもできません。飢餓状態の身体で、一度に大量の食事をとったときにも、同じことが起こります。必要な栄養素が十分に得られないだけでなく、消化しきれずに大事な成分が排出されやすくなってしまうのです。残るのは、身体に必要なブドウ糖から生じた脂肪。

これでは、健康によくありません。体内に巡る栄養素のことを考えると、理想は「分食」です。小分けにして食べることを心掛けていただきたい。基本は、1日3回の食事ですが、日中に何度も食事ができる余裕があれば、1日4~5回に分けてみてください。ただし、いずれもバランスの取れた内容にする必要があり、1日の摂取カロリーは1800キロカロリーに抑える。すると、1日3回ならば1回600キロカロリーが目安。4~5回に分けるならば、1回360キロカロリー~450キロカロリー程度となります。ケーキ1個で1回分になる摂取カロリーですが、ご飯の代わりにケーキを食べるなんてことをしていると、肌には栄養素が届きませんので注意してください。上手に分食をしてたくさん食べましょう!